「 もうひとつの金の星ホクレア 」

 

 

 

 

やわらかな布をゆっくりと左右に開き、
そのクリスタルを静かに取り出して眺めた時、
自分の記憶と何かが違うと思いました。

 

 

 

 

こんなに透明だったかしら?

 

 

そして、こんなにやさしい虹だったかしら?

 

 

 

 

 

その日、私は、愛する人とともに、旅に出かけることになっていました。

 

 

もう間もなく森に到着するという知らせを受けて、
私は、隣にあるクリスタルの間へと続くドアを開けました。

 

 

銀の星ヒキアナリアは、
ここのところずっと私のそばにいたので、
すぐに旅に連れて行くための準備ができましたが、
金の星ホクレアは、私が自分のためのクリスタルを入れてある大きな箱の中に
大切にしまわれているはずでした。

 

 

 

 

 

箱の蓋を持ち上げ、布にくるまれたクリスタルをひとつずつ取り出しては、
中のクリスタルを確かめていきます。

 

 

この箱には、自分にとって、とっておきのクリスタルばかりが入っているので、
クリスタルの名前を書いて分類しておく、といったようなことは、

していませんでした。

 

 

何もかもすぐに見つけられたら便利だけれど、
私にとって大切なことは、もっと他にあるわ。

 

 

すぐに見つからないのも、それはそれで楽しい。

 

 

だって、ここには、自分の大好きなものしかないのだもの。

 

 

いつでも自分の部屋で宝探しをできるなんて素敵じゃない?

 

 

それが私の持論でした。

 

 

 

 

 

いくつかの宝物のクリスタルとご対面した後、
私は、金の星ホクレアを見つけました。

 

 

次に、何とも言えない、不思議な思いにとらわれました。

 

 

金の星ホクレアは、その名の通り、
ほんのりとゴールド味を帯びた色合いをしていて、
その真ん中には、私を一瞬で虜にした、それはそれは見事な虹が浮かんでいる
素晴らしいクリスタルです。

 

 

でも、今、私の手の中にあるクリスタルは、
水晶自体には色がなく、とても透明なのでした。

 

 

 

 


私は、窓から入る朝の光にクリスタルをかざして、じっと見つめました。

 

 

金の星ホクレアは、銀の星ヒキアナリアとそっくり同じ形をしていました。

 

 

たくさんの三角形の集まりで出来上がっているその姿は、
ある角度から見ると、ヘキサグラム・・・六芒星の形が浮かび上がり、
またある角度から見ると、ペンタグラム・・・五芒星の姿が浮かび上がりました。

 

 

調和と美の象徴であるヘキサグラムと、
変化・変容と偉大なパワーを象徴するペンタグラムが見事に融合した形。

 

 

それが、この金と銀の星のクリスタルでした。

 

 

 

 


こんなに透明だったかしら?

 

 

そして、こんなにやさしい虹だったかしら?

 

 

 

 

私は首をかしげながら考えをめぐらせました。

 

 

形は、確かにこの形だし、
中央に大きな虹が入っている。

 

 

私の覚えているホクレアよりも、
ずいぶんやさしいような印象を受けるけれど、
クリスタルの色や虹が変化するというのは、
けっしてめずらしいことではないわ。

 

 

何よりも、この箱に入っているということは、
金の星ホクレアに間違いないはず。

 

 

私は、そう心の中で思うと、
光にかざしていた金の星ホクレアを布に包みました。

 

 

それから、今回の旅には、
あのレムリアンシード・クリスタルを連れて行きましょう。

 

 

私が最後に拾い上げ、胸に抱きかかえたのは、
2つの美しい虹を宿した『レムリアの満月』でした。

 

 

 

 


*      *      *

 

 

 

 

 

 

 

数日後、素晴らしい旅を終えて、森に戻った私は、
金の星ホクレア、銀の星ヒキアナリア、
そして、レムリアの満月に見守られながら深い眠りにつき、
やがて新しい朝の光の中で目覚めました。

 

 

その時、クリスタルが、自分を呼んでいるのを感じました。

 

 

私を呼ぶクリスタルの声、
声というよりも、波動・・・・は、
隣のクリスタルの間から聞こえてきました。

 

 

私は、あの大きな箱のところに行くと、
再び蓋を開けました。

 

 

たくさんの布に包まれたクリスタルたちの中から、
自然に手が動いて、ひとつの包みの上でとまり、
気づくと私は、幾重にも重なったその布を、

ゆっくりと解いていました。

 

 

やがて、すべての布が取り去られ、

中から美しい結晶が現れた時、
私の目は、そのクリスタルに釘づけになりました。

 

 

「この色、この虹・・・・・

これが本物のホクレアだわ!」

 

 

出会った時と同じ、
輝くばかりの透き通るような金色の姿と、渦巻く大きな銀河のような虹を持つ、
美しい星のクリスタルが、そこにいました。

 

 

なんてこと。

 

 

このクリスタルが、私の金の星ホクレアだわ。

 

 

 

 

 

あの時、何かが違うと感じた直感が、けっして誤りではなかったことを知り、
やはり・・・・と思うのと同時に、
それでは、あのもうひとつの金の星ホクレアは、
一体いつの間に、あの箱の中に入ったのかと不思議でなりませんでした。

 

 

そして、そのクリスタルと、

どこでどうやって出会い、どんな気持ちで迎え入れたのか、
それをなんとか思い出そうとしましたが、
それすら、記憶の海の底に沈んでいました。

 

 

私にとって、それはとてもめずらしいことでした。

 

 

愛する人は、私の記憶力の良さにいつも感心していましたし、
私自身も、自分の好きなもの、特にクリスタルに関しては、
まるで幼い頃繰り返し読んだ、お気に入りの物語のように、
さまざまなエピソードを、何から何まではっきりと覚えていることが大半でした。

 

 

このクリスタルと出会った時、

よほど波動が上がっていて、記憶がとんでしまっているか、
あるいは、私以外の誰かが、この箱に入れたのか。。。。。。

 

 

私以外の誰かというのは、
宇宙や天使、星の精霊など、いわゆる見えない存在のことでした。

 

 

それが突拍子もない考えだということは十分わかっていましたが、
そんな思いが湧き上がってきてしまうくらい、
自分では、その星のクリスタルを箱に入れた記憶が、まったくなかったのです。

 

 

 

 


私は、自分の金の星ホクレアを見て、喜びにひたりました。

 

 

そして、その金の星ホクレアとともに、部屋に戻ってくると、
『もうひとつの金の星ホクレア』と並べて置いてみました。

 

 

なるほど、似ているのです。

 

 

形はうりふたつ。

 

 

中央部分に見事が虹が入っていることも共通しています。

 

 

大きさは、私のクリスタルの方がわずかに大きく、
『もうひとつの金の星ホクレア』は、とても透明ですが、
そのエネルギーを金か銀かと問われれば、
明らかに金のエネルギーを放っていました。

 

 

私と愛する人のレムリアの旅に同行したクリスタル。

 

 

私が、自分の金の星ホクレアを森に残し、
『もうひとつの金の星ホクレア』を旅に連れて行ったのには、
必ず何か意味がある。

 

 

それも、とても深い意味が。

 

 

あの日の夜、
『もうひとつの金の星ホクレア』と銀の星ヒキアナリアを両手に持ち、
レムリアの満月を胸の上にのせて、愛する人とともに祈りを捧げた。

 

 

銀の星ヒキアナリアの真の持ち主に向かって・・・・・

 

 

 

 

 

私は思いました。

 

 

私たちと旅をし、あの旅のレムリアのエネルギーが宿った
『もうひとつの金の星ホクレア』

 

 

ああ、きっと、このクリスタルにも真の持ち主がいるのだ、と。

 

 

私には、「私の金の星ホクレア」がある。

 

 

この星のクリスタルは、これから先も、ずっと私と一緒に物語を紡ぎ続ける。

 

 

だから、このクリスタルは、誰にもおゆずりすることはできない。

 

 

旅の出発の日の朝、
私が自分の金の星ホクレアではなく、
『もうひとつの金の星ホクレア』を見つけて、旅に連れて行ったのは、
きっと偶然ではなく、必然なのだわ。

 

 

そして、『もうひとつの金の星ホクレア』を呼び寄せたのは、
間違いなく、銀の星ヒキアナリア。。。。。

 

 

私は、銀の星ヒキアナリアの隣に、
『もうひとつの金の星ホクレア』をそっと置き、
幸せそうに寄り添う2つの星を眺めました。

 

 

やがて、『もうひとつの金の星ホクレア』を持って、窓辺に歩いていくと、
降りそそぐ森の光に、そのクリスタルをかざしました。

 

 

次の瞬間、信じられないようなものが、
私の目の中に飛び込んできました。

 

 

 

 

これは・・・・・

 

 

一体何が起こったというの。。。。。。

 

 

 

 

そのクリスタルの中で、息をのむような虹が、
七色の輝きをあたりに振りまきながら、燦然と輝いていました。

 

 

 

これまで見えていた虹と、まったく違う。。。。。

 

 

 

 

 


ああ、目覚めたのだわ。

 

 

『もうひとつの金の星ホクレア』が。

 

 

この美しい星の中で眠っていた、レムリアの虹の乙女が。。。。。。

 

 

 

 

 

 

 

20171107_03.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「 ノエルのクリスタル 」

 

20171105_01.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

このクリスタルを見ると、いつもノエルを思い出します。

 

 

リリア・バービー・クリスタルたちは、

春が似合う子、夏が似合う子、秋が似合う子、などいろいろいますが、

このクリスタルは、間違いなく『冬』。

 

 

眺めていると、どこからともなく、シャンシャンシャン・・・・・と

ノエルの鈴の音が響いてくるよう。

 

 

 

 

 

 

 

 


「 リリア・バービーによるクリスタルの星図から 喜びの星 ホクレア 」

 

20171024_02.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

「リリア・バービーによるクリスタルの星図」に登場した
『喜びの星 ホクレア』

 

 

この星図の中で、星の配置を伝えるために使ったクリスタルたちは、
すべて私の『星のクリスタルの宝石箱』から直感で選んだ結晶で、
どのクリスタルにも素晴らしい虹が浮かびます。

 

 

見てください、

このホクレアの星の水晶に浮かぶ、夢のように美しい虹を・・・・・

 

 

まるで、抑えきれない虹色の喜びが、
レムリアのあたたかな波と戯れながら揺らめいているよう。。。。。。

 

 

一体どんな星の乙女のもとに行くのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 


「 2つの美しい贈り物たち。。。。。 」

 

20170927_01.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

このエンジェルフォトに見覚えがある方、いらっしゃいますでしょうか?

 

 

こちらは、昨年の秋に行った

「遠隔グループセッション ラ・リュンヌ

〜蠍座の新月とスーパームーンの牡牛座の満月の章〜」の中で開催した

プレゼント企画のためにご用意したお品たち。

 

 

セッションに参加された方の中から、

抽選でそれぞれ1名様にプレゼントさせていただくという、

ワクワクドキドキの心ときめく企画でした。

 

 

もうだいぶ前に抽選を行い、

どちらもご縁のある方と天使のリボンで結ばれ、行き先が決まっていたのですが、

まだ送り出すタイミングではないわと感じ、

その時が来るまで待ちましょうと、

この2つの美しい贈り物たちとの日々を楽しんでいました。

 

 

時が満ちるのを楽しみながら待つ、というのが、

私の信条なのです。

 

 

そして、とうとう、先日、今だわというインスピレーションが降りてきたので、

それぞれが天使のリボンで結ばれた方のもとに旅立っていきました。

 

 

魂の家族たちは、私に似て、今を幸せに生きているはず。

 

 

だから、きっと、この抽選企画のことは、すっかり忘れていて、

森の奥から、突然お届け物が届いてびっくりよ。

 

 

何かしら・・・・と不思議そうに箱を開けて、

あらまぁ!と、感動のご対面ね。うふふ。。。。。

 

 

そのシーンを想像して、ひとりでにっこり。

 

 

私は、こんな時間が大好きなのです。

 

 

 

 

 

もう何年にもわたって、時折楽しんできた、

抽選でのプレゼント企画。

 

 

今、私の中では、

十分に楽しみつくしたと感じることがいくつかあるのですが、

これもそのうちのひとつです。

 

 

そのため、このようなプレゼント企画は、

これをもって、ひと区切りにしたいと思っています。

 

 

これまで一緒に楽しんでくださった方々、

本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 


「 銀の星 ヒキアナリア 」

 

          20170913_01.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月に入ってしばらく経った頃、あるクリスタルのことを、突然思い出した。

 

 

それは、今から3年半以上前、
私が愛する人とともにレムリアのエネルギーを感じる場所を旅した時、
一緒に連れて行ったクリスタルだった。

 

 

そのことを私は、今は閉じてしまった物語、
「銀河と星々の物語」の中に綴っている。

 

 

何かが降りてくるというのは、このようなことを言うのだろうか。

 

 

そのクリスタルのことを思い出した瞬間、
それまで受け取ることのなかった、そのクリスタルのはっきりとした名前が、
直感的に、そう、まるで流れ星のように降りてきた。

 

 

『銀の星 ヒキアナリア』

 

 

 

 

 

時をおかずして、また次のインスピレーションが、私の魂に「流れて」きた。

 

 

以前魂の家族たちに伝えたように、
このクリスタルには、対になるクリスタルが存在する。

 

 

同じような形で、透き通るようなゴールド色の波動を放ち、
見事な虹を宿したそのクリスタルは、私の宝物である。

 

 

「銀の星 ヒキアナリア」の名前が降りてきた時、
私は、自分の星の名も、また同時に受け取った。

 

 

『金の星 ホクレア』

 

 

 


なんとも言えない美しいエネルギーに包まれて、
心の奥が喜びでいっぱいになった。

 

 

ああ、そういうことだったのか。。。。。。

 

 

 

 

 

その2つのクリスタルは、最初から私にとって「星のクリスタル」であり、

「対のクリスタル」だった。

 

 

クリスタランを遡って、私は、今は閉じられている銀河と星々の物語を読み返し、
魂の家族たちに紹介したけれども、誰とも天使のリボンで結ばれずに
私のもとに戻ってきた、銀の星をじっと見つめた。

 

 

あの物語を綴っていた頃・・・・そして、銀の星のクリスタルを紹介した時、
私の人生にまだ「ヒキアナリア」は登場していなかった。

 

 

3年と8ヶ月という月日が、
その年月の中で体験した心躍る素晴らしい出来事の数々が、
私にこのクリスタルが、「ヒキアナリアの星の水晶」であることを、
気づかせてくれたのだ。

 

 

それを思うと、宇宙のどこまでも深く大きな愛を感じて、胸がいっぱいになる。

 

 

 

 

 

レムリアの夕焼け色に輝くホクレアは、金の星か銀の星かと問われれば、
間違いなく金の星だ。

 

 

そして、青白く輝く乙女の星ヒキアナリアは、銀の星。

 

 

 

 

 

 

それにしても、乙女座の女神たちが生まれた季節に、

このクリスタルが、ヒキアナリアの星のクリスタルであることに気づけたのは

なんという偶然だろう。

 

 

いや、きっと偶然ではないのだ。

 

 

もしかしたら、この星のクリスタルの真の持ち主が、

私のすぐそばまで来ているのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

この季節、ヒキアナリアは夜の訪れとともに、西の空の水平線に姿を消す。

 

 

つまり、夕暮れ時、美しい夕焼け色に空が染まる頃、

太陽から少し離れた左上にいる。

 

 

空はまだ明るく、太陽が近くにいるから、星の輝きは、目には見えない。

 

 

でも、確かにそこにいる。

 

 

そして、そのヒキアナリアの上には、喜びの星ホクレアがある。

 

 

夜空で輝く星を見つけることは、たやすい。

 

 

しかし、明るい空の中でも、その星の存在を感じることができたなら、

その人は、『レムリアの星の乙女』なのだ。

 

 

 

 

 

今日も、森の奥から、その星を見上げよう。

 

 

どこかで、レムリアの星の乙女が、

私と同じように、その星を心の目で眺めているのを、

幸せに想像しながら。。。。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 



Calendar

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< January 2018 >>

Selected entries

Categories

Archives

Links

Author

Search this site.

Others